初期臨床研修医募集中
「豊富な症例!!密着な指導!!」
北海道の大自然と温かい人々、すばらしい環境の中で研修をしてみませんか
社会福祉法人北海道社会事業協会帯広病院(帯広協会病院)は、初期臨床研修医を下記のとおり募集いたします
2021年度 臨床研修医募集案内

当院の概要は募集案内パンフレットからもご覧いただけます。
研修プログラムについて
プログラムの目的と特徴
このプログラムは研修医が医師としての第一歩を踏み出すにあたり、プライマリ・ケアを中心とした基礎的・基本的臨床能力を身につけ、全人的医療を身につけることを目的とする。
帯広・十勝地区における代表的な急性期医療を行う病院として、豊富な臨床症例を経験することにより、充実した卒後初期臨床研修ができるように配慮した。
研修医個々人がプライマリ・ケアを主眼においた自由なローテーションの選択を可能にした個別選択プログラムである。
研修プログラム 1年次
内科 | 24週 (消化器内科8週、循環器内科8週、総合診療科8週) |
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救急 | 12週(4週まで麻酔科との併科も可) 日中の救急業務の研修を8週行い、2年間で4週相当の救急当直を20回以上行う。 |
小児科 | 4週 |
外科 | 4週 |
産婦人科 | 4週 |
自由選択 | 4週 (消化器内科、循環器内科、総合診療科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、脳神経外科、病理診断科から選択する。) ※北斗病院・帯広中央病院・札幌医科大学病院・北海道大学病院、帯広厚生病院で研修可能 |
研修プログラム 2年次
精神科 | 4週(大江病院、国立病院機構帯広病院、北海道立緑ヶ丘病院のいずれかにて研修) |
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地域医療 | 4週 (鹿追町国保病院、余市協会病院、岩内協会病院、十勝いけだ地域医療センター、更別村国民健康保険診療所の他、北海道家庭医療学センター関連診療所のいずれかで研修) |
自由選択 | 44週 (消化器内科、循環器内科、総合診療科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、脳神経外科、病理診断科から選択する。) ※北斗病院・帯広中央病院・札幌医科大学病院・北海道大学病院、帯広厚生病院で研修可能 |
※一般外来 4週以上を含む
(総合診療科・外科・小児科研修時に、週1回外来実習を行う)
研修責任者の声
当院では北海道・十勝の医療を担う代表的な病院の一つです。地域の人々が抱えている健康に関する諸問題を肌で感じることにより、医療の本来あるべき姿を経験して欲しいです。自分が何をしたいかも大事だが、自分に何を求められているかも等しく大事である。患者さんとの出会いを通じて自分の方向性を見つけて下さい。
研修責任者:当院副院長 青柳 勇人
研修医の声
患者受け持ちや検査の選択、実際の手技など出来る範囲が大きい
大学病院などでは検査オーダーやカンファレンスの準備などの雑務だけで時間に追われてしまう、という話もよく聞くが、当院は中規模の病院のため、雑用は多くなく、実際に患者さんと向き合える時間が多いです。
救急外来で出来る事がたくさんある
当院では、救急患者を最初に診てアセスメントを自分でたてることができます。
札幌などでは、「救急車対応は上級医がするため、言われたことをオーダーするだけだ」、という話もよく聞くため、当院のように最初から自分で診療に携われることは大変勉強になりました。
研修医室
広いので、上級医の先生を気にすることなく会話や仕事をすることができます。
コメディカルがすごい
BaやCTなどの画像診断科の技師さんがとてもやさしく、わからない時でも丁寧に質問にこたえてくれます。
たとえば…
- こんな症状の患者さんなのだがレントゲン写真のオーダーがわからない、などと言うと技師さんが撮影条件などをアドバイスしてくれる
- 生理検査室にエコーなどのスペシャリストがいて、とても勉強になる
- 実際にエコー室での研修時間を作ってもらえる
研修内容も定型化していないため、個人に合わせて研修できる
たとえば…
- 採血をうまくなりたい、と言えば中央採血室に練習に行く時間を作ってもらえる
- カメラの勉強をしたい、と言えば多くカメラ見学の時間をとってもらえる
- 心臓カテーテルをもっと学びたいと頑張っていたらだんだんやらせてもらえることが増えてきた などなど
当院での研修を通して、救急外来での対応も慣れ、ルートもとれるようになったり、胃カメラも多少できるようになり、小児科の診療にも少し馴染めました。また、様々な病棟以外の場所での研修を通して、コメディカルの視点や考え方も学ぶことができました。
私は1年間大学病院での研修も経験したが、協会病院に来て色々やらせていただき、大学病院では経験できないであろうことがたくさん経験できました。本当に協会病院に来て良かったと思っています。とても充実した研修でした。
中規模でアットホームな雰囲気
帯広協会病院は決して大きな病院ではないが、その分スタッフ同士の距離が近く相談しやすい環境となっています。
医局内もしきりのないつくりとなっており、分からないことや聞きたいことがあればいつでも訪ねることができます。
コメディカルの力がすごい
エコー室とリハビリ室には、是非足を運びましょう。
北海道有数のレベルのスタッフがいます。とても分かりやすく、そして優しく心エコー、腹部エコー、血管エコー、リハビリのハウツーを教えていただけます。
研修医の数が少ないことを利点に。
協会病院は残念ながら、人気の研修病院とはいえないかもしれません。しかし少数で研修ができるということは、症例の取り合いもなく先生の指導を集中してうけることができます。やる気次第でいくらでも成長のチャンスはあります。
救急ではすばらしい勉強になる
2次救急当番病院ですので、各科の先生が交代で2次救急を担当します。
研修医first callの体制なので、問診や診察能力などいろいろ練習のchanceがあると思います。
指導医がそれぞれの専門分野を1対1で教えてくれます。
腫瘍内科をまわってみて・・

私自身は精神科志望で、総合病院でのリエゾンに対応できる精神科医となる素養を築くことを初期研修の目標に設定しています。
内科的(physicalな)マネジメントだけでなくmental/spiritualなマネジメントを経験する絶好の機会となるのではと思い、腫瘍内科での研修を希望しました。腫瘍内科というと内科の中でも特に基礎研究寄りの科の印象がありましたが、実際のがん診療は笑いあり涙あり、想像していた以上に患者さんとの関係性や背景の理解が重要であることを身をもって経験することができました。
杉山先生と一緒に患者さんを診させていただく中でがん患者さんの抱えている(がんの治療だけでなく様々な)問題へのアプローチを学ぶことができたことは思わぬ収穫でした。私自身にもっと内科的素養があればより多くを学べたなという反省はありますが、学びたかったことは十分に学ぶことができました。
腫瘍内科の患者さんとは短くとも月単位というロングスパンでのお付き合いとなります。がんという疾患が及ぼす患者さん及び彼らの家族への諸々の影響を考慮することも重要で、学生時代から言葉を耳にはしていた「患者背景」の理解が診療の中で占める割合は大きいことが実感できます。がん自体の診療はもちろん、診療を通して慢性疾患の患者さんとの関係を築く上で必要な枠組みを学ぶことができ、救急外来や院内急変など(超)急性期の診療の経験を積むことに主眼が置かれている初期研修に彩りを加えてくれます。
病院見学について
申込までに病院を見学したい医学生の皆様、大歓迎致しますので是非ご連絡をください。日程調整のうえ、ご連絡を致します。
※交通費は一部補助しております。
※見学中の昼食は当院で準備しております。
現在、北海道ならびに帯広市でも新型コロナ感染者が急増しており、病院見学の受け入れをご遠慮させていただいております。再開いたしましたらホームページにてご報告いたします。ご理解いただきますようお願い申し上げます。皆様も何卒ご自愛ください。
問い合わせ先
帯広市東5条南9丁目2番地
社会福祉法人北海道社会事業協会帯広病院
TEL:0155-22-6600(代表) FAX:0155-24-7076
総務課 (内線2101)
協会病院見学ツアー

帯広協会病院、富良野協会病院、小樽協会病院見学ツアーを行っています。お申込みはエントリーフォームよりお申込みください。交通費・宿泊費は補助があります。富良野協会病院、小樽協会病院からでもお申込みは可能です。
病院見学エントリーフォーム
エントリーに関する注意事項
- ※印は必ず入力して下さい。
- 早めの返信を心がけますが、最大7日間程度の期間を要します。
- 携帯端末のドメイン指定受信等の設定している場合は【obihiro-kyokai-hsp.jp】を受信許可に設定して下さい。設定を行ないませんとお客様にメールでご確認メールが送れませんので携帯端末のメール受信設定を、お手数ですがご確認ください。
- 協会病院見学ツアーもこちらよりお申込みください。
※印は必須項
臨床研修医募集要項
募集要項
応募資格 | 次のいずれかに該当する方 1.医師免許取得者で大学卒業1年以内の方 2.2021年3月までに大学を卒業見込みの方で、同年3月末までに医師国家試験合格見込の方 |
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募集人員 | 6名 |
研修期間 | 臨床研修 2ヵ年間 |
身分 | 常勤研修医 |
研修医手当 | 1年次 月額550,000円 2年次 月額600,000円 |
その他手当て | 燃料手当 約70,000円(11月に支給) 日当直手当 ・1年次 10,000円(1回) ・2年次 15,000円(1回) |
各種保険 | 健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険に加入するものとし、 保険料の負担は法定どおりとする 医師賠償責任保険 病院で加入 勤務医賠償責任保険 個人で加入(任意加入) |
被服貸与 | 診察衣を貸与する |
勤務時間 | 8:30~16:50 |
休日・休暇 | 有給休暇 1年次16日間 2年次20日間 夏季休暇 3日 年末年始休暇 12/30~1/3 メモリアル休暇 1日 |
宿舎 | あり(住宅使用料負担あり) ※オール電化マンション 1LDK 月額本人負担 約22,000円 |
健康管理 | 健康診断 年1回 |
外部研修活動 | 一部研修会への参加費用の支給あり |
応募手続き | 臨床研修申込書(指定様式のもの・PDFダウンロードはこちら)、履歴書(写真貼付)、卒業見込証明書(卒業予定者)もしくは医師免許証写し、健康診断書を下記締切日までに提出してください。 |
申込締切日 | 2020年8月31日までに必着 |
選考方法 | 書類審査・面接・小論文又は当院での実習感想(800字以内) 日時につきましては後日連絡 |
採用通知 | マッチングの結果発表後本人に通知 |
申込照会先 | 〒080-0805 帯広市東5条南9丁目2番地 社会福祉法人北海道社会事業協会帯広病院 研修管理委員会 TEL:0155-22-6600(代表)FAX:0155-24-7076 総務課 (内線2103または2104) |
当院研修概要の公表
医師法第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令に基き、当院の概要および研修プログラムを公表いたします。