泌尿器科

外来診療表

午前 9時~ 武居 伊藤 武居 伊藤 岡田 交代制
10時~ 伊藤 岡田 岡田 岡田 伊藤
午後 休診(手術) 予約診療のみ 休診(手術) 休診(手術) 予約診療のみ

■第2・第4土曜日休診
■土曜日は出張医の診察となります。
■火曜日・金曜日の午後は予約診療のみとなります。

スト-マ外来】
▼第2金曜日 月1回・「完全予約制」になります。ご希望の方は泌尿器科外来窓口で申し出下さい。

8月のストーマ外来は、8/11が祝日のため8/4に変更いたします。
  8/11(金:山の日) → 8/4(金)
お間違えの無いよう宜しくお願いいたします。

【腎移植外来】
▼令和5年5月31日(水)
▼令和5年6月28日(水)
▼令和5年8月 2日(水)

□医師は下記の通り不在になりますので御了承下さい。
▼不在の予定はございません。

全科共通 受付時間(診療科によっては休診の場合もございます。上記「外来診療表」にてご確認下さい)

午前8:30~11:00

午後13:00~15:00

小児科は15:30まで

第2・第4土曜日は全科休診/自動再来機は8:00より稼働

休診情報

担当医師紹介

岡田 学
– 副院長 –
専門分野 泌尿器科一般
資格等 日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本泌尿器科内視鏡学会泌尿器科腹腔鏡技術認定医
伊藤 悠
– 医師 –
専門分野 泌尿器科一般
資格等  

非常勤

武居 史泰
– 医師 –
専門分野 泌尿器科一般、泌尿器科腫瘍
資格等 日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構認定医

泌尿器科について

診療方針

患者さん及びご家族に十分な説明(インフォームド・コンセント)を行い、診療の方針を検討します。疾患の状態や症状に応じた治療法の選択肢を提示し、どのような治療を行うかを相談させて頂きます。

また、主治医制ではなくチームで診療にあたっていますので、治療方針などは全員で相談し、共通の認識のもと、より質の良い医療を提供できるよう心がけています。

当科の診療の特徴

  • 泌尿器科常勤医2名で診療しております。特殊な治療(腎移植など)以外は当院のスタッフで対応可能です。
  • 腎癌、尿管癌、副腎腫瘍などの手術は、可能な限り侵襲の少ない(体に対する負担が少ない)腹腔鏡手術を施行しています。
  • 頻度の少ない症例や治療困難な症例についても、札幌医科大学泌尿器科学講座を中心としたネットワークを活用し、迅速に最新の知見や専門家の意見を取り入れ診断・治療にあたることが可能です。

泌尿器科疾患による悩みは、あまり人に相談したくないことが多いですが、一人で悩んでいても解決するものではありません。困っている症状や疑問に思うことなど、気軽にご相談ください。

泌尿器科医師派遣による診療開始

帯広協会病院では、下記病院に医師を派遣し、泌尿器科診察を行っております。
泌尿器科外来診察(診察時間:午後1時30分~午後4時)

病院 電話 診療日
鹿追町 国保病院 0156-66-2031 第1火曜日
大樹町 国保病院 01558-6-3111 第2・4火曜日
士幌町 国保病院 01564-5-2106 第3火曜日

※祝祭日等の都合により、日時が変更となる場合があります。
※詳細につきましては各病院にお問い合わせください。

診療対象

排尿障害 (前立腺肥大症、神経因性膀胱など)

尿が出づらい、尿が近い、夜間おしっこに起きるようになった・・など。

女性泌尿器疾患 (尿失禁、骨盤臓器脱など)

咳やくしゃみをすると尿がもれる、トイレまで我慢が出来ない、膀胱が下がった感じがする、膣から何か飛び出ている感じがする・・など。

尿路感染症(膀胱炎、急性前立腺炎、精巣上体炎、性感染症、腎盂腎炎、など)

尿路(おしっこの通り道)に細菌が感染することでおこります。排尿痛や発熱、血尿などの症状を来たします。高い熱が出るなど、強い炎症がある場合は入院による治療が必要となることもあります。

慢性炎症性疾患(間質性膀胱炎、慢性前立腺炎など)

明らかな尿路感染を伴わない慢性的な膀胱痛や排尿痛、違和感などがある場合に疑われる疾患群です。

尿路結石(腎結石、尿管結石、膀胱結石)

痛みや感染、腎機能悪化の原因となります。自然に排石しない場合は体外衝撃波砕石術(ESWL)や経尿道的手術を行います。

血尿(尿潜血)の精査

健診などで血尿(尿潜血)を指摘された方の2次検査を行っています。血尿がある場合、膀胱や腎臓の悪性腫瘍、尿路結石、尿路感染症、腎臓の内科的疾患などが見つかることがあります。

各種泌尿器腫瘍および癌

前立腺癌:前立腺に発生する男性特有の癌で近年増加傾向です。採血でPSA(前立腺特異抗原)を測定し、癌が疑われる数値であれば生検を行い診断します。病期や年齢などに応じて、手術療法(根治的前立腺摘除術)、放射線療法、ホルモン療法、抗癌剤治療、経過観察などから治療法を選択します。

腎癌:腎臓の実質に発生する癌です。原則として原発巣を手術で摘出します。転移を認める場合や、再発した場合は薬剤による追加治療を行うことがあります。

尿路上皮癌(膀胱癌・腎盂尿管癌):血尿などで発見されます。経尿道的手術で診断・治療します。その結果、癌の根が深かった場合は根治のために、膀胱を全摘する手術が必要になることがあります。また転移を有するような進行癌の場合は、抗癌剤の治療を行うことがあります。

精巣腫瘍:精巣(睾丸)にできる男性特有の癌で比較的若い方に多いです。痛みを伴わず、精巣が腫大してきます。原則として原発巣を手術で摘出します。病期によっては抗癌剤や放射線による治療の追加が必要です。
その他の腫瘍:副腎腫瘍、尿道腫瘍、陰茎腫瘍など

勃起障害(ED)などの性機能障害

男性不妊症

その他、排尿に関する諸症状、男性器の症状など

泌尿器主要手術(2021年4月~2022年3月)

泌尿器
手術名 合計
根治的腎・尿管摘除術(開腹) 2件
根治的腎・尿管摘除術(腹腔鏡) 8件
腹腔鏡下副腎摘除術 1件
経尿道的尿路結石除去術(TUL) 39件
体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(ESWL) 50件
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT) 95件
根治的膀胱摘除(尿路変更含む) (腹腔鏡) 2件
経尿道的前立腺切除術(TUR-P) 14件
前立腺針生検 78件
精巣悪性腫瘍手術 5件
精巣摘出術 16件
停留精巣固定術 6件
精索捻転手術 2件
膀胱水圧拡張術 2件
陰嚢水腫手術 1件
合計321件

過去の手術件数(PDF)

一般社団法人National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について

【2017年5月一部改訂】
2018年4月 帯広協会病院病院 泌尿器科

当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。

この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。

この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

1.NCDに登録する情報の内容

2018年4月以降、当科で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者さんを結びつける対応表は当科で厳重に管理し、NCDには提供しません。

2.登録する情報の管理・結果の公表

登録する情報は、それ自体で患者さん個⼈を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。

当科及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報の保護に関する法律」、「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」、「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。

データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。

3.登録の拒否や登録情報の確認

データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。当科のスタッフにお伝えください。

また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当科のスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。

4.NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力

当科からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。

当科がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。

本事業への参加に関してご質問がある場合は、当科のスタッフにお伝えください。また、より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。

『初発Ta 高異型度膀胱がんに対する治療成績 の多施設共同後ろ向き観察研究』のお知らせ 

膀胱がんの研究にご協力お願いします。

  • 膀胱がんにて当科で経尿道的膀胱腫瘍切除術を受けた方の治療経過を検証します。御本人への不利益は一切ありません。
  • 対象となるのは、2007年1月1日から2018年10月31日までに経尿道的膀胱腫瘍切除術を受けられた方の中で初発Ta高異型度膀胱がんと診断された方で研究期間は病院長承認日から2019年12月31日までです。目標は研究全体で300例で、当院では75例です。
  • 匿名化しているので患者さんの個人情報が、外部に漏れることはありません。集められたデータは、施錠した部屋で厳重に管理します。
  • 既存の資料を用いて、個人を特定しないため、インフォームドコンセントは、必ずしも必要としない研究です。
  • 研究費の助成などは受けていません
  • 利用する情報は、対象となる患者さんの年齢、性別などに加え、腫瘍の臨床情報、特に腫瘍の大きさや形状、治療経過、再発の有無、再発の時期などです。また病理学的情報として深達度や組織型などが挙げられます。
  • 医学上の貢献として、本研究により同様の症例に対してより的確な治療ができるようになる可能性があります。
  • 学会などの発表の際には、個人情報保護に留意し、個人の特定が出来ないようにします。
  • 患者さんのなかでこの研究に診療データを提供したくない方は、下記までご連絡下さい。
    あなたに関わる研究結果は破棄され診療記録なども、それ以降は、研究目的に用いられることはありません。ただしご連絡いただいた時点で既に、研究結果が論文などに公表されている場合や、研究データの解析が終了している場合には、研究結果などからあなたに関するデータを取り除くことが出来ず、研究参加を取りやめることが出来なくなります。

担当施設責任者
帯広協会病院 泌尿器科 岡田 学
連絡先 〒 080-0805 帯広市東5条南9丁目2
帯広協会病院 泌尿器科
TEL 0155-22-6600

このお知らせは、「文部科学省・厚生労働省 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲載しています。

『去勢抵抗性前立腺がんに対するラジウム223治療に関する多施設後ろ向き観察研究』のお知らせ

札幌医科大学と共同で前立腺がんの研究を行っています。研究にご協力お願いします。

詳しくは『去勢抵抗性前立腺がんに対するラジウム223治療に関する多施設後ろ向き観察研究』のお知らせ(PDF:200KB)をご覧ください。

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